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【スキンケア】日焼けダメージは紫外線だけのせいではない! 近赤外線のリスク

先日、花王様による「最新の近赤外線について学ぶセミナー」に参加させていただきました。

(2020年2月8日開催、日本化粧品検定協会主催)

お肌の老化原因の約80%が「光老化」。光老化は紫外線だけでなく、「近赤外線」の影響もあると近年わかってきました。

 

今回は、近赤外線とは一体何か、近赤外線がお肌に与える影響など、セミナーで学んだ内容をレポートします!

 

 

「近赤外線」とは?

 

太陽に当たると、お肌がじりじりと熱くなることはありませんか? 太陽から熱を感じて、“日に焼けていそう”と不安になったり…。

 

実はこれ、紫外線ではなく「近赤外線」によるもの!

 

近赤外線は、紫外線よりも波長が長い太陽光線です。

※太陽光線の波長

《短》紫外線→可視光線→赤外線《長》

※赤外線の中でも波長が短いものが近赤外線

 

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紫外線がお肌の角層(UV-B)と真皮(UV-A)まで届くのに対し、波長の長い近赤外線(IR)は、なんと筋肉にまで到達! 近赤外線はそれだけお肌へのダメージが大きく、しわ・たるみの原因にもなります


光老化を防ぐためには、紫外線だけではなく、近赤外線対策も重要なのです!

 

 

 

近赤外線をブロックする日焼け止めが誕生!

 

昨年(2019年)発売され、ベストコスメ7冠を達成したビオレの日焼け止め「アスリズム」シリーズから、近赤外線をブロックするアイテムが誕生しました。

 

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『ビオレUV アスリズム サンバーンプロテクトミルク』
60ml オープン価格 ※2020年3月7日発売

 

アスリズムシリーズは、目に見えない位小さなお肌の凹凸(皮丘・皮溝)にも密着し、汗や水にも耐え、擦れても落ちにくいのが特徴。

この特徴に加えて、新商品には、近赤外線からのダメージをカットする処方が加わりました。


紫外線だけでなく近赤外線も含めた「“太陽光”からお肌を守る」という発想で開発された日焼け止めなのです。イメージは「塗る日陰」!

 


テクスチャーは、さらっとしたミルク。

「近赤外線ブロックフィルターTech」により、色は黄色で、お肌に伸ばすと、ほんのり白っぽい仕上がりに。白浮きはしなさそうです。

 

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 ↓伸ばすと

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塗った後、ベタつきはありません。薄い膜を張られたような感じがしますが、柔軟性があり皮膚の動きが邪魔されないため、圧迫感もありません。快適なつけ心地です!

 

ただ、紫外線吸収剤が配合されていたり、保湿効果もないため、一部の人には合わない場合もあるかもしれません。

 

 

こんな人におすすめ!

 

  • 日陰のない炎天下で長時間過ごす(スポーツ観戦、フェス、散歩など)
  • 車の運転時
  • 海や高原でのレジャー

近赤外線により、お肌がじりじりと熱く感じやすいシーンで使う日焼け止めとしておすすめです!

 

私個人的に、標高の高い地域で暮らす人には、日常生活での使用もおすすめ。

私は、山が多く標高の高い地域で生まれ育ちました。標高の高い地域は、湿度が低く、夏でも空気がカラッとしているので、太陽光のダメージをより一層強く感じてしまうのです。まさに、お肌がじりじりと熱くなる。近赤外線によるダメージを感じやすいのです。

標高の高い地域で過ごす場合は、紫外線と合わせて近赤外線対策も意識したいですね。

 

ビオレは地方のドラッグストアにも取り扱いがあって◎

 

 

最後に

 

紫外線だけでなく近赤外線もお肌に影響を与えること、私は今回のセミナーで初めて具体的に知りました。

 

お肌への影響は心配ですが、だからといって、太陽光を浴びない生活なんて無理です!(泣)

これからは、紫外線や近赤外線対策ができるアイテムを活用しながら、太陽光と上手く付き合っていけたらと思います。そうして、光老化をなるべく防いていきたいです。